新型コロナウイルスの影響でおうち時間が増えた今、お風呂のリフォームを考えている方もいらっしゃるかと思います。そこで、今日はお風呂をリフォームしようかなと考えている方に、ユニットバスをリフォームする際に注意すべきポイントをお伝えしたいと思います。
ユニットバスの特徴とは?
ユニットバスとは、あらかじめ工場で浴槽や天井、壁、床などをパーツごとに製造し、現場でそのパーツを組み立てて設置する浴室のことです。ユニットバスと聞くと、ホテルや賃貸物件などによくあるトイレや洗面台が一緒になっているタイプを思い浮かべる方も多いと思いますが、壁・天井・床が一体になったお風呂であればユニットバスと呼ばれます。浴室のみのユニットバスは「1点ユニットバス」、浴室と洗面台が一緒になったものは「2点ユニットバス」、さらにトイレも一緒になったものを「3点ユニットバス」と呼びます。
ユニットバスは、一体化されているため防水性が高く、水漏れのリスクが少ないという特徴があります。
ユニットバスは、一体化されているため防水性が高く、水漏れのリスクが少ないという特徴があります。
ユニットバスの寿命とは?
お風呂の寿命は、使用状況や製品によっても異なるものの、一般的に10~15年といわれています。
いずれは必ず交換しなくてはならないお風呂ですが、使い方やメンテナンスの方法によっては寿命が長くなり、交換時期を先延ばしにすることが可能です。少しでも交換時期を先に延ばして、快適にユニットバスを使うためには、日々のメンテナンスが大切です。
メンテナンスで最も簡単で確実なのが、毎日の掃除です。浴室の掃除は、誰もが当たり前にしていることだと思います。しかし、どの程度掃除しているかは、人によって違いがあります。毎日の掃除では浴槽の中や床を簡単に流すだけという方もいれば、排水口やシャワーヘッド、追い焚きの配管などもこまめに掃除しているという方もいるでしょう。どの程度きちんと掃除をしているかは、ユニットバスの寿命にも関わってきます。長く快適に使い続けていくために自分でできるメンテナンスをしっかりすることが大切です。
いずれは必ず交換しなくてはならないお風呂ですが、使い方やメンテナンスの方法によっては寿命が長くなり、交換時期を先延ばしにすることが可能です。少しでも交換時期を先に延ばして、快適にユニットバスを使うためには、日々のメンテナンスが大切です。
メンテナンスで最も簡単で確実なのが、毎日の掃除です。浴室の掃除は、誰もが当たり前にしていることだと思います。しかし、どの程度掃除しているかは、人によって違いがあります。毎日の掃除では浴槽の中や床を簡単に流すだけという方もいれば、排水口やシャワーヘッド、追い焚きの配管などもこまめに掃除しているという方もいるでしょう。どの程度きちんと掃除をしているかは、ユニットバスの寿命にも関わってきます。長く快適に使い続けていくために自分でできるメンテナンスをしっかりすることが大切です。
ユニットバスをリフォームする上で大事な判断基準はどこか?
致命的なトラブルが起こるまで放置してしまいがちなお風呂ですが、寿命年数は、ユニットバスの交換の1つの目安となります。次のような点に当てはまることがあれば、寿命が近いサインです。
コーキング部分が劣化している
コーキングとは、浴槽と壁の隙間や壁と壁のつなぎ目を埋めることをいいます。ユニットバスの設置から10年を過ぎるとコーキング部分の劣化(ひび割れやカビ)が目立ち始めます。コーキング部分がひび割れてしまうと、その隙間から水が浸入し、水漏れや腐食、シロアリの被害を受けやすくなってしまいます。そうならないためにも、お風呂に入るときや掃除をするときにコーキングの状態を確認しておくことが大事です。
掃除をしても取れないカビや進行しているサビがある
カビは、ひと手間かけて掃除すれば取り除くことはできますが、こまめに掃除をしていてもなかなか取れないカビがある場合、ひび割れや腐食した部分から水が侵入することによって、浴室内部にまで侵食してしまっている可能性があります。ヒビやふくれが目立つ部分から赤茶色の汚れが出てきた場合には、ユニットバスを取り付けるための金具がサビに侵されています。サビが多い部分から穴が開いてしまうことがあるので注意が必要です。お手入れを中途半端な状態で放置し続けてしまうと、腐食がどんどん進行していき、気がついたときには浴室がボロボロに…といった悲しい事になりかねません。できるだけ早くユニットバスを交換するタイミングといえます。
排水口の流れが悪い、嫌な臭いがする
排水口の流れが悪い場合、排水トラップの劣化が考えられます。排水トラップが劣化してくると、うまく排水管へ排水されず、目に見えないユニットバスの内側の腐食に繋がってしまうこともあります。排水口から嫌な臭いがする場合も、排水トラップがうまく機能せず、封水といわれる臭気を止める水がたまらない状態になっている可能性があります。水がなくなるのは、構造上の故障や不具合が生じていることが多いです。内部の汚れや雑菌、排水管の劣化なども悪臭の原因になります。
換気扇の効きが悪い
換気扇の効きが悪くなると、浴室内の換気がうまくいかず湿気のせいでカビが生えやすくなったり、換気扇そのものがサビてしまったりします。経年劣化による機能の低下や換気扇の軸部分のオイル不足によって動きが悪くなっていることもあります。いずれも故障を早める原因になりますので、注意が必要です。
換気扇の効果が悪くなってきたら、浴室リフォームの目安といえます。
換気扇の効果が悪くなってきたら、浴室リフォームの目安といえます。
ユニットバスをおすすめする理由について
在来工法(タイル張り)のお風呂の困っている部分だけを交換するのと、ユニットバスへ交換するのとでは 工事費用に大きな差はない場合が多く、ユニットバスのメリットも多いため、多くのお客様がユニットバスへのリフォームを選択しています。
ユニットバスをおすすめする理由として、ユニットバスのメリットをお伝えしたいと思います。
ユニットバスをおすすめする理由として、ユニットバスのメリットをお伝えしたいと思います。
工期が短い
工場でつくられたパーツを組み立てるだけなので、工期の短縮につながります。工期が短いことで、その分人件費も抑えられます。ユニットバスからユニットバスへのリフォームの場合は、平均で3~4日間程度となります。在来工法(タイル張り)のお風呂からユニットバスへのリフォームの場合は、平均で1~2週間程度となります。(工事内容によっても変わります。)
掃除がしやすい
ユニットバスは、掃除のしやすさやカビの生えにくさ、汚れにくさに特化しています。 素材には汚れが付きにくいものが使用されていたり、ついてしまった汚れも落としやすく、カビが生えにくいよう水はけの良さが重視されています。 床や壁、浴槽や排水溝など各メーカーとも清掃の手間を軽減する様々な工夫がされています。
断熱性
ユニットバスは部屋の中にさらに浴室がつくられるため、二重構造となります。
また、メーカーやプランなどによって違いはありますが、浴槽や壁、床や天井にさらに断熱性を持たせているものもあるため、浴室内の温度が外に出て行きにくくなり、暖かさが保たれます。冬場、お風呂の床のヒヤッと冷たい感じがストレス…という方なら、床暖房をつけるのもおすすめです。床暖房機能も付ければ冬のストレスも解消され、ヒートショックも予防できます。
また、メーカーやプランなどによって違いはありますが、浴槽や壁、床や天井にさらに断熱性を持たせているものもあるため、浴室内の温度が外に出て行きにくくなり、暖かさが保たれます。冬場、お風呂の床のヒヤッと冷たい感じがストレス…という方なら、床暖房をつけるのもおすすめです。床暖房機能も付ければ冬のストレスも解消され、ヒートショックも予防できます。
バリアフリー対策
一昔前のお風呂では、浴室入口の段差が10㎝以上あることも珍しくありません。浴槽も深く、またいで入るのに苦労するお年寄りも多いですが、最近のユニットバスでは、入口の段差はほぼありません。さらに床には滑りにくい部材が使用され、浴槽の高さもまたぎやすいよう設計されています。
デザイン性
最近では壁の一部分にアクセントカラーを取り入れたり、デザイン性の高いユニットバスを選ぶ人も増えています。アクセントカラーは、一般的なワンカラー以外にも、木目調・レンガ調・大理石調のもの、光の反射で違ったカラーに見えるものなど様々なデザインがあるので選ぶのが楽しくなります。壁や床、シャワーなどの設備は統一感が出る様な配色、質感になっているので、選ぶだけでおしゃれな浴室になります。
まとめ
お風呂の寿命年数が近づき、コーキングの劣化やカビの繁殖、ひび割れなどの不具合が生じたときはためらわず、早めに対応しましょう。「お金がかかりそう」「手間がかかりそうで面倒」などという理由で交換・修理を先のばしにしてしまうと、状態はどんどん悪化してしまいます。放置してしまったばかりに大がかりな工事になってしまい、工事期間や余計な出費がかさんでしまうということもあります。ご紹介したチェックポイントを踏まえながら、お風呂の状態をチェックしてみましょう。
お風呂をリフォームして、毎日のお風呂時間に感じていたちょっとしたストレスが解消され、快適なバスタイムが過ごせたらいいですよね。お出かけがなかなかできない今だからこそ、ユニットバスのリフォームをしてみてはいかがでしょうか?
弊社イズミタハウスでは、お風呂のリフォームも承っております。いつでもご相談ください。
お風呂をリフォームして、毎日のお風呂時間に感じていたちょっとしたストレスが解消され、快適なバスタイムが過ごせたらいいですよね。お出かけがなかなかできない今だからこそ、ユニットバスのリフォームをしてみてはいかがでしょうか?
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